独自動車部品大手のロバート・ボッシュはこのほど、イタリアにおける税金未納問題で税務当局と和解したもようだ。当局は当初14億ユーロの支払いを求めていたが、ボッシュが3億ユーロを支払うことで合意した。伊『コリエレ・デラ・セラ』紙の報道をボッシュが2日、追認した。
\伊当局は、ボッシュがイタリアで販売した部品の収益にかかる税金を1997年以降、納めていないと指摘し、14億ユーロの支払いを求めていた。一方、ボッシュは、ミラノの事務所では現地顧客の要望に応じて製品を調整するコンサルティング業務を行っているものの、製品はドイツで製造しているため、部品の販売に関する収益はドイツで計上していた、と説明している。
\『コリエレ・デラ・セラ』紙によると、当局とボッシュはクリスマス前に合意していたという。
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