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2012/1/13

企業情報 - 部品メーカー

コンティネンタル、リチウムイオン電池の合弁設立で合意

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルと韓国のエネルギー・化学大手のSKイノベーションは10日、北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で自動車向けのリチウムイオン電池モジュールを開発・生産・販売する合弁会社を設立す […]

独自動車部品大手のコンティネンタルと韓国のエネルギー・化学大手のSKイノベーションは10日、北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で自動車向けのリチウムイオン電池モジュールを開発・生産・販売する合弁会社を設立する合意書に署名した。

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同合意書によると、出資比率はSKイノベーションが51%、コンティネンタルは49%とする計画で、両社は2012年半ばにも契約を締結する見通しを示している。新合弁会社は拠点をドイツと韓国に置き、経営陣も両社から送り込む方針としている。

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SKイノベーションはリチウムイオン電池セルを合弁会社に供給する一方、コンティネンタルはバッテリーマネージメントや電池とその他の自動車部品を連携するシステムのノウハウを供給する。両社は二酸化炭素(CO2)排出量の削減など環境に関連した規制が強化される中、電動駆動システムを搭載するハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、電気自動車の需要が拡大するとの見通しから、ノウハウを持ち寄り競争力を強化する。

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