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2012/1/20

総合 – 自動車産業ニュース

英政府、水素燃料車の普及に向けて新規プロジェクトを発表

この記事の要約

英国政府はこのほど、水素燃料車の普及に向けた大型プロジェクト「UKH2Mobility」を発表した。水素を燃料とした車両が2014/15年頃から市場投入される見通しであることに対応したプロジェクトで、水素燃料の将来性を2 […]

英国政府はこのほど、水素燃料車の普及に向けた大型プロジェクト「UKH2Mobility」を発表した。水素を燃料とした車両が2014/15年頃から市場投入される見通しであることに対応したプロジェクトで、水素燃料の将来性を2012年末までに評価したうえで水素燃料自動車の普及に向けた活動を展開していく方針を示している。政府はプロジェクトに4億ポンドを支援する。

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同プロジェクトには、英ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)、運輸省、エネルギー・気候変動省のほか、欧州連合(EU)の欧州委員会と水素および燃料電池関連企業、研究機関が発足させた燃料電池水素共同実施機構(FCH-JU)が参加する。

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民間からは自動車大手のダイムラー、日産、トヨタ、ボクソール、現代自動車、テスラモータースの欧州技術センターのほか、工業ガス大手の英BOCグループ、仏エアリキード・ハイドロゲンエナジーなど13社が参加する。

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同プロジェクトでは、水素燃料車の低エミッション化効果や、同車両の実用化や水素燃料供給インフラの整備、英国を最先端の水素燃料車両の製造拠点するための課題なども調査する。

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同発表に合わせて、ボクソールは第4世代の水素燃料車「ハイドロジェン4」を発表した。

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