ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が11日発表した2012年2月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は20万6,873台と、前年同月から25%増加した。1~2月の累計販売台数は前年同期比23%増の36万1,279台だった。
\2月のメーカー・ブランド別販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比6%減の3万6,761台で首位。2位以下は、現代自動車が55%増の1万4,703台、日産自動車が36%増の1万4,232台、起亜自動車が30%増の1万3,231台、シボレーが34%増の1万3,096台で上位に入った。
\車種別では、ラーダ「プリオラ」が前年同月比12%増の1万27台で首位。現代自「ソラリス」(174%増の9,308台)、ラーダ「カリーナ」(15%減の8,217台)、フォード「フォーカス」(35%増の6,577台)、起亜「ニューリオ」(108%増の6,098台)が続いた。
\AEB自動車製造業者委員会(AMC)のデビッド・トーマス会長は、「1~2月の販売台数は前年同月から23%増とAEBの予想を上回る伸びを示した」とコメント。3月の統計の結果を待って、12年の新車販売予想を280万台から上方修正するか判断したいと語った。
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