仏自動車大手のルノーが2014年に発売を予定している「トゥインゴ」の後継車は後部にエンジンを搭載する後輪駆動車となる見通しだ。シトロエン「C1」やプジョー「107」、トヨタ「アイゴ」とは一線を画したプレミアムシティ―カ―を目指しているとみられる。2日付けの英『Autocar』誌(電子版)が報じた。
\同誌によると、「トゥインゴ」の後継車に採用される後輪駆動システムは、ダイムラーとの提携の一環として開発される次世代「スマート・フォーツー」のプラットフォームを長くしたバージョンで、スマートの4人乗りモデル「フォー・フォー」にも採用されるもよう。また、「トゥインゴ」の後継車は、3ドアのみとなる見通しで、電気自動車バージョンの発売も計画されているという。
\ルノーは販売強化に向けて今後5年間でラインアップを大幅に刷新する戦略を打ち出している。同戦略には、トゥインゴの後継モデルのほか、日産の「ジューク」スタイルのクロスオーバー、大型セダン、2011年に初公開した「Rスペース・コンセプト」に着想を得たモデルも含まれているという。
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