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2012/4/13

一般・技術・その他 (旧)

アウディ、eトロンシリーズ向けに人工音を開発

この記事の要約

独自動車大手のアウディは電気自動車eトロンシリーズ向けに人工音を開発している。研究チームは、自然界にはイメージに合う音がないため、サイエンスフィクション映画などを参考に人工音を開発しているという。電気モーターや重量、速度 […]

独自動車大手のアウディは電気自動車eトロンシリーズ向けに人工音を開発している。研究チームは、自然界にはイメージに合う音がないため、サイエンスフィクション映画などを参考に人工音を開発しているという。電気モーターや重量、速度などの情報に合わせてきめ細かくサウンドを調節する制御装置も開発した。

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スピーカーは床下に配置している。音の大きさは、40ワットまで引き上げることができるが、歩行者や自転車に乗っている人が車両に気付くためには5~8ワットの音量で十分とみている。空気や車体の振動を通して車内にもサウンドが伝わってくるが、電気自動車の特徴である、静けさは重視したいという。

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アウディはeトロンシリーズ全体で一定の統一を持たせつつも、モデルによって音を変えて各モデルの特徴を出すよう工夫したいとしている。

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