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2012/5/18

総合 – 自動車産業ニュース

ロシア新車販売、4月は14%増

この記事の要約

ロシアの自動車業界団体である欧州ビジネス協会(AEB)が12日発表した2012年4月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は26万6,267台と、前年同月から14%増加した。1~4月の累計販売台数は前年同期比18%増の […]

ロシアの自動車業界団体である欧州ビジネス協会(AEB)が12日発表した2012年4月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は26万6,267台と、前年同月から14%増加した。1~4月の累計販売台数は前年同期比18%増の88万540台だった。

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4月のメーカー・ブランド別販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比11%減の5万102台に減少したものの首位を守った。2位以下は、ルノーが24%増の1万7,914台、起亜自動車が23%増の1万7,305台、ゼネラルモーターズ(GM)のシボレーが10%増の1万7,180台、現代自動車が6%増の1万5,734台で上位に入った。

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車種別では、ラーダ「カリーナ」が前年同月比8%減の1万3,890台でトップ。ラーダ「プリオラ」(15%減の1万1,374台)、現代自「ソラリス」(18%増の1万979台)、ラーダ「グランタ」(9,798台)フォード「フォーカス」(33%増の9,063台)が続いた。

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AEB自動車製造業者委員会(AMC)のデビッド・トーマス会長は、「ロシア自動車市場の堅実な成長は第2四半期に入っても継続している」と指摘。成長率は15%を切り安定化する傾向が見られるものの、12年通年の予想販売台数である285万台を達成できるとの見通しを示した。

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