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2012/6/15

企業情報 - 部品メーカー

独コンティネンタル、新たな技術センターを建設

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルは13日、ドイツ東部のリンバッハ・オーバーフローナ(ザクセン州)に新たな技術センターを建設すると発表した。ディーゼルエンジンの燃料噴射を制御するピエゾ式インジェクターの生産技術を開発する […]

独自動車部品大手のコンティネンタルは13日、ドイツ東部のリンバッハ・オーバーフローナ(ザクセン州)に新たな技術センターを建設すると発表した。ディーゼルエンジンの燃料噴射を制御するピエゾ式インジェクターの生産技術を開発する。投資は1,700万ユーロ。同センターでは今年12月に業務を開始する予定。

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高性能のピエゾ式インジェクターを生産するためには、高度な精密技術を必要とする。このため、コンティネンタルは自らインジェクターの生産技術を研究し、生産設備メーカーの協力を得てプロトタイプを開発し、実用化する計画だ。

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技術センターは2階建てで床面積は1,200平方メートル。約100人の従業員が同センターに勤務する予定。

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コンティネンタルはザクセン州にあるリンバッハ・オーバーフローナ工場で2000年から、ストルベルク工場では2004年からピエゾ式インジェクターを生産している。昨年は両工場で1,000万個を生産。累計生産は今年初めに5,000万個に達した。2013年には新世代のインジェクターの生産を開始する予定という。

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