ダイムラー・ファイナンシャルサービスの子会社であるメルセデス・ベンツ銀行(シュツットガルト)は6日、新たなサービスセンターをベルリンにオープンした。欧州における自動車金融サービス事業を強化するのが狙いで、法人向けの自動車ローンやリース、保険サービスなどの業務に加え、ドイツをはじめとする欧州域内の顧客企業からの問い合わせに対応する。当初、500人のスタッフでスタートし、2015年までに700人に増やす予定だ。
\ベルリンの新サービスセンターはアレクサンダー広場近くのオフィスタワー「ケーニヒシュタット・カレー」13階にあり、床面積は1万3,000平方メートル。ベルリンに設置することを決めた理由として、欧州屈指の国際都市で外国語を話す人材が確保しやすいことを挙げている。ベルリンの一等地にオフィスを構え、働きやすい環境を提供することで、労働意識の高い有能な人材も集めやすいとしている。
\新センターの業務は当面、ドイツ国内の顧客サービスがメインだが、ドイツ国外のカスタマーサポートも順次、開始する予定。まず10月にスペインの顧客サービスを開始する。
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