仏自動車部品大手フォルシアは5日、ブラジル・サンパウロ州リメイラにエミッション・コントロール技術の生産拠点と技術センター(テックセンター)を開設したと発表した。
\6,000万ブラジルレアルをかけて建設された工場は3万平方メートルの生産スペースを持つ。欧州排出基準に対応する製品を生産するため最新技術を備え、マニフォールド、触媒コンバーター、ディーゼル排気微粒子フィルター(DPF)、マフラーなどの部品やシステムを生産する。
\ドラブリエール最高経営責任者(CEO)は「ブラジルの新工場とテックセンターは、ブラジルの消費者と拡大を続ける顧客基盤に対する我が社のコミットメントの延長線上にある。私たちの目標は、南米地域で最高品質のエミッション・コントロールシステムを生産することだ」と語っている。
\フォルシアは1997年にブラジルで操業を開始した。18カ所の工場で4,000人を雇用し、シトロエン、フォード、ゼネラルモーターズ(GM)、ホンダ、現代、三菱、ルノー、プジョー、トヨタ、フォルクスワーゲンに製品を供給している。
\