ブリヂストンは6日、ポーランド西部のスタルガルトにあるタイヤ工場の生産能力を増強すると発表した。同工場ではトラック・バス用のラジアルタイヤ(TBR)を生産している。投資総額は約1億2,000万ユーロ(約126億円)。2014年下半期中にTBRの1日当たりの生産能力を約1,350本増やし、約3,750本に引き上げる。
\スタルガルト工場は2009年に操業を開始した。敷地面積は約100万平方メートルで、2011年12月末時点の従業員数は約620人。2012年4月末時点の1日当たりの生産能力は約2,400本となっている。
\ブリヂストンは欧州のタイヤ事業を統括する子会社ブリジストンヨーロッパ(BSEU)をベルギーのブリュッセルに置いている。BSEUを通して、8工場と研究開発センター1カ所のほか、欧州30カ国以上にある営業拠点などを管轄している。BSEUの工場で生産したタイヤは欧州域外にも輸出されている。
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