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2012/7/13

一般・技術・その他 (旧)

TRW、掴みやすいシートベルトを開発

この記事の要約

米自動車部品大手のTRWオートモーティブはこのほど、新たなシートベルトシステム「アクティブシートベルトプレゼンター(ASBP)」を開発したと発表した。体を大きく横にねじらなくてもベルトを掴めるように、乗員がシートに座ると […]

米自動車部品大手のTRWオートモーティブはこのほど、新たなシートベルトシステム「アクティブシートベルトプレゼンター(ASBP)」を開発したと発表した。体を大きく横にねじらなくてもベルトを掴めるように、乗員がシートに座るとベルトが前方にせり出してくる仕組み。ASBPはBピラーに組み込まれており、ベルトを締めると、再び元の位置に戻る。

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同システムでは、高齢者や障害者など体の動きに制限のある人もシートベルトを楽に締めることができるほか、前方にベルトがせり出してくるため、締め忘れを防ぐ効果もある。

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今回のASBPは、Bピラーの位置が比較的シートの後方に配置されているクーペやカブリオレを主眼に置いているが、将来は4ドアおよび5ドアのモデルにも適したシステムとする計画。

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同システムは2016年に量産化できる見通し。

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