スペイン自動車工業会(ANFAC)が1日発表した2012年7月の同国の乗用車新車登録は6万5,322台となり、前年同月に比べ17.2%減少した。1~7月の累計では、前年同期比9.5%減の47万1,393台となった。
\業界紙『オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ』によると、ANFACのチーフアナリストは、景気低迷に伴う消費意欲の落ち込みや高い失業率、金融機関の貸し渋りなどにより、今後も販売低迷が続くとの見解を示している。
\スペインもフランスと同様に国内メーカーの販売が振るわず、7月はセアトが前年同月比35.3%減の5,263台と大幅な落ち込みを記録した。一方、韓国メーカーは好調で、現代自が4.4%増の2,894台、起亜は10.1%増の2,033台に拡大した。
\日本勢はトヨタが1.6%増の3,409台を確保。レクサスは2.5%減の231台だった。スバルも15.8%増の88台に拡大した。
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