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2012/8/24

企業情報 - 部品メーカー

コンティネンタル、運転支援システムの新たな開発拠点計画

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルは17日、来年初めにもドイツのウルムに運転支援システムの新たな開発拠点を開設する計画を明らかにした。これにより当該分野のドイツにおける開発を強化するとともに、同社の世界的なネットワークも […]

独自動車部品大手のコンティネンタルは17日、来年初めにもドイツのウルムに運転支援システムの新たな開発拠点を開設する計画を明らかにした。これにより当該分野のドイツにおける開発を強化するとともに、同社の世界的なネットワークも拡大する。

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ウルムは自動車メーカーや大学が近くにあり、エンジニアを確保しやすいほか、コンティネンタルの運転支援システムの開発拠点であるリンダウ、インゴルシュタット、オットーブルンの3拠点を結ぶ中間に位置することも決め手となった。

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同社は現在、開発業務に適した用地を見つけるため、不動産開発業者やウルム市と協議している。また、ウルムでは当初、エンジニアを100人採用する予定。人材は、ソフトおよびハードウエア、メカニクス、アルゴリズム開発、システムテスト分野のエンジニア、レーダー、赤外線、カメラに関する技術のプロジェクトマネジメント分野などで探している。今後さらに規模を拡大していく方針を示している。

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同社は運転支援システム事業で1,000人を超える従業員を抱える。ドイツのほか、米国、日本、ルーマニアにも拠点がある。

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