独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは8日、同社のツインチューブダンパー向けに次世代(第4世代)バルブ技術を開発したと発表した。最新の流体解析技術を駆使して高性能化を図ったもので、最適なハンドリング性能と高いNVH性能(騒音・振動・乗り心地)を両立させている。
\ZFの開発した新たなバルブ技術の目玉は、プリロード(初期荷重)がかかったプリロードバルブだ。スプリング剛性をプリロードとは別にチューニングすることができるほか、低圧縮速度でも十分なダンパー圧を確保できるとともに、高圧縮速度であっても騒音を低減できるという。
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