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2012/10/12

一般・技術・その他 (旧)

現代自、燃料電池車ツアーに「ix35 Fuel Cell」で参加

この記事の要約

現代自動車は、有力自動車メーカー4社による燃料電池車(FCEV)のツアー型イベント「European Hydrogen Road Tour 2012」に量産型FCEV「ix35 Fuel Cell」で参加している。英国で […]

現代自動車は、有力自動車メーカー4社による燃料電池車(FCEV)のツアー型イベント「European Hydrogen Road Tour 2012」に量産型FCEV「ix35 Fuel Cell」で参加している。英国では3日から6日まで、カーディフ、ブリストル、スウィンドン、ロンドンでイベントを実施し、6日には一般向け試乗会を行う。

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European Hydrogen Road Tour 2012はFCEV充電インフラ整備の重要性を訴えるため、ダイムラー、本田技研工業、現代自動車、トヨタ自動車の4社のFCEVが欧州各地を巡るというもので、英国のほかドイツ、イタリア、デンマークを訪問する。

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人気のコンパクトSUV「ix35」をベースに開発されたix35 Fuel Cellは、出力100キロワット(kW)の燃料電池スタックを搭載し、二次電池は蓄電容量24キロワット時(kWh)のリチウムポリマーバッテリー。最大航続距離は588キロメートルで、最高時速は160キロメートルとなっている。現代自は同車を2015年までに韓国の蔚山工場で1,000台を生産する計画。15年以降にフル生産体制に入り、1万台を生産することを目指している。

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