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2012/10/19

欧州自動車短信

アーヘン工科大学付属研究所

この記事の要約

アーヘン工科大学(RWTH)付属のアーヘン自動車研究所(ika)と樹脂加工研究所(IKV)はこのほど、フォード「フォーカス」向けに開発しているボンネットを発表した。炭素繊維複合材料(CFRP)を使用し、鋼鉄製ボンネットに […]

アーヘン工科大学(RWTH)付属のアーヘン自動車研究所(ika)と樹脂加工研究所(IKV)はこのほど、フォード「フォーカス」向けに開発しているボンネットを発表した。炭素繊維複合材料(CFRP)を使用し、鋼鉄製ボンネットに比べ重量を60%削減し、5キログラム以下に抑えた。寸法は105×158平方センチメートルで、15分以内で加工できるという。研究チームは今後、強度や安全性に関する試験や量産化に向けた生産技術・工程の開発などに取り組む。同プロジェクトは、ノルトライン・ヴェストファーレン州政府が支援。フォードの研究開発センターのほか、東邦テナックス・ヨーロッパ、独化学大手のエボニック、ヘンケルなども参加している。

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