独変速機メーカーのゲトラクは16日、デュアルクラッチトランスミッション「6DCT250」の生産が100万ユニットに達したと発表した。「6DCT250」の開発・生産にはイタリア、メキシコ、アメリカ、ドイツの拠点が協力した。2013年には中国の江西省・南昌にある工場でも生産を開始する計画としている。
\デュアルクラッチトランスミッションは快適性や効率改善のほか、燃費改善や二酸化炭素(CO2)排出量の削減に寄与するなどの利点がある。同社によると、現在は大手自動車メーカー4社に「6DCT250」を供給している。
\今後は「6DCT250」の出荷能力をさらに強化するとともに、次世代デュアルクラッチトランスミッション「7DCT300」の開発を進め、将来は「6DCT250」と「7DCT300」の両製品を並行して販売することを計画している。
\