独技術開発サービス会社のMBtechは17日、バーデン・ヴュルテンベルク州のメンスハイムに建設していた電気自動車(EV)・ハイブリッド車向けの試験センター「Eドライブ駆動システム試験場(ASP)」をオープンした。環境対応車に対する顧客企業の関心が高まっていることを受けたもので、単純なパーツから複雑な構造部品まで、実際の使用条件を再現した状態で部品の性能を測定・検証できるという。
\ASPはメンスハイムにある同社の電磁耐性試験場(10年開設)と同じ敷地内にあり、最新の設備を備えている。出力400kW(544馬力)、時速350キロメートルまでの試験ができる。また、気温もマイナス30度からプラス50度まで自在に設定できる。さらに、完全空調の試験室では、高圧バッテリーなどの構造部品の性能をテストすることができる。
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