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2012/11/2

企業情報 - 自動車メーカー

GMと独NRW州が作業グループ発足、オペル工場の将来に暗雲

この記事の要約

米自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)、GM独子会社のオペルおよびオペルのボーフム工場を抱える独ノルトライン・ヴェストファーレン州(NRW)政府は10月30日、ボーフム市およびNRW州の拠点開発、技術革新、雇用維持・創 […]

米自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)、GM独子会社のオペルおよびオペルのボーフム工場を抱える独ノルトライン・ヴェストファーレン州(NRW)政府は10月30日、ボーフム市およびNRW州の拠点開発、技術革新、雇用維持・創出に取り組む作業グループを発足させたと発表した。非営利組織「ボーフム・パースペクティブ2022」を創設し、将来の経済発展に寄与する新たなコンセプトやアプローチを検討していく。

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オペルのボーフム工場には従業員約3,200人が勤務しており、労使協定により2014年までの雇用が保証されている。しかし、同工場の将来の存続を危ぶむ声もある。

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オペルはプレスリリースで今回の作業グループの発足について、ボーフム工場の将来に関する決定を見越したものではないと説明し、独金属労組IGメタルと同工場の事業所委員会(従業員の代表機関)は今後について交渉を続けていく、と強調している。

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