自動車業界向けの技術開発サービスを手がけるASAPグループ(インゴルシュタット近郊ガイマースハイム)は9日、本社新社屋の開所式を行った。事業の拡大に伴い、これまでの社屋では手狭になったため新社屋を建設した。ASAPエンジニアリング、ASAPエレクトロニクスと持ち株会社のASAPホールディングが新社屋に入渠する。
\新社屋は4階建てで、床面積は2,800平方メートル。オフィスフロア1,800平方メートルのほか、ASAPエレクトロニクスの試験・修理センター(1,000平方メートル)が隣接する。また、地熱を利用した暖房システムを導入するなど、エネルギーの効率利用にも配慮している。
\ASAPグループは2009年末、インゴルシュタットに進出。3年足らずでグループ企業8社、従業員580人の規模に成長した。ドイツ国内に4つの拠点があり、インゴルシュタットの本社には約200人が勤務する。
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