英国のバス製造大手アレキサンダー・デニスはこのほど、英国や香港などから合計1,000台の受注を獲得したことを明らかにした。受注総額は2億2,000万ポンドで、18カ月以内の引渡しを予定している。
\香港からは3軸ダブルデッカー「Enviro500」530台を、英国ではハイブリッドバス150台を、また、ミニバス「Enviro200」175台を国内外から受注した。
\アレキサンダー・デニスのハイブリッドバスは、従来のディーゼルモデルと比べ60%の燃費向上と二酸化炭素(CO2)削減を実現しており、英国では現在600台が導入されている。今回受注したハイブリッドバスはアイドリングストップ機構を備えた次世代モデルで、現行モデルからさらに8~10%の燃費向上・CO2削減が実現できるという。
\アレキサンダー・デニスのロバートソン最高経営責任者(CEO)は今回の受注について、「世界各地のバス運行会社の多様なニーズに対応した、軽量で好燃費のバスを提供する我が社に対する信頼の現れだ」と語っている。
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