独機械大手のクラウス・マッファイは27日、スロバキアのスチャニ（Sucany）工場に建設した新たな生産棟の開所式を行った。工場の床面積は約1万3,000平方メートルとなり、従来の6,600万平方メートルの2倍に拡大した。これにより電動射出成形機や樹脂成分の混合・反応工程に使用する部品などの需要拡大に対応する。
\スチャニ工場は2010年10月に開設した。新たな生産棟は当初、2013年第1四半期の開設を予定していたが建設作業が順調に進み、計画を前倒しした。同工場の従業員数は現在、約200人となっている。
\スチャニ工場ではこれまで、射出成形機「AX」シリーズやスイッチボード、機械用部品などを生産してきた。今後はさらに、射出成形機「EX」シリーズや、素材の混合・反応工程に用いる製造装置や設備、パンチプレスなどの切断加工機械も生産する。
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