伊フィアットは12月20日、傘下の米クライスラーの「ジープ」ブランドの新型車と、新型クロスオーバー「500X」を2014年から伊南部のメルフィ工場で生産すると発表した。
\ジープの新型車は、同ブランドに従来なかったカテゴリーで、メルフィ工場のみで生産され、全世界で販売される。500Xは人気のコンパクトカー「500」の派生車種で、10月に発売された派生MPV「500L」より大型で居住空間も広いのが特徴。いずれの新型車もフィアットとクライスラーの新プラットフォーム「スモールワイド」を採用する。
\フィアットは新型車の生産に備え、メルフィ工場に10億ユーロ以上を投資。プレス工場とパネル・ボディの溶接ラインを新設するほか、500台の溶接ロボットを新たに導入する。工場の生産体制は3交代制で、1日1,600台を組み立てる。
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