欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2013/1/4

一般・技術・その他 (旧)

BMW、4Gインターネットルーターを投入

この記事の要約

独高級車メーカーのBMWは、第4世代移動通信規格(LTE)に対応する車載インターネットルーター「カー・ホットスポット・LTE」を投入した。LTEに対応する高速モバイル通信を採用した自動車メーカーは同社が初めてという。\ […]

独高級車メーカーのBMWは、第4世代移動通信規格(LTE)に対応する車載インターネットルーター「カー・ホットスポット・LTE」を投入した。LTEに対応する高速モバイル通信を採用した自動車メーカーは同社が初めてという。

\

BMWが導入するWi-Fiルーターでは、スマートフォンやノートパソコンなどモバイルデジタル端末を同時に最大8台接続できる。ルーターを作動するためにはLTE対応のSIMカード(ICチップ)が必要となり、ドライバーが用意する。

\

ルーターとモバイル端末を接続するには、初回のアクセス時に8けたのコード番号を入力する。端末が近距離無線通信(NFC)方式に対応している場合はもっと簡単で、端末をルーターにかざすだけで接続できる。また、ルーターにはバッテリーが付いているため、取り外して車外でも1時間ほど利用できる。

\

ルーターはLTEのサービス圏外では自動的に3GやEDGE通信網に切り替わる。独ネットワーク庁(BNetzA)によると、LTE通信網が全国に整備されるのは2014年末となる見通し。

\
企業情報 - 自動車メーカー
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |