自動車の排気システムや粒子状物質除去フィルターを製造する独ツインテックは22日、中国のディーゼルエンジンメーカー、昆明雲内動力(Kunming Yunnei Power、以下、雲内動力)と排ガス後処理システムを中国で共同生産することで合意したと発表した。
\両社は自動車および建機などのノンロード車向けの排ガス後処理システムを開発・生産する。また、ツインテックは雲内動力にディーゼル車用の粒子状物質除去フィルターを供給することでも合意した。
\排ガス後処理システムは年内にも中国・雲南省の昆明で生産を開始する予定。材料となるセラミックス製の担体は現地メーカーから調達する。システムの開発と担体に排ガス浄化用触媒をコーティングする技術はツインテックグループが提供する。また、雲内動力が持つ中国の主要な自動車メーカーとのネットワークを活かし、両社の合弁事業でも顧客獲得を目指していく。
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