潤滑油メーカーの独リキモリが1月24日発表した2012年通期決算の売上高は前年比17%増の4億ユーロとなり、過去最高を記録した。輸出事業が好調で全体をけん引したほか、約8億ユーロを投資して容量1万8,000立方メートルの原料貯蔵タンクを増設し、需要増により柔軟に対応できる体制を整えたことが奏功した。
\国外向け(輸出)は26%増加した。また、飽和状態にあり、厳しい競争が続くドイツでも10%の増収を確保した。
\同社は売上高の具体的な内訳は明らかにしていないものの、独自動車業界紙『アウトモビールボッヘ』は、国内売上高が約2億2,500万ユーロ、輸出が約1億7,500ユーロと試算している。なお、利益については一切公表していない。
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