仏ミシュランのタイヤ販売子会社ユーロマスターはフランチャイズ方式による事業拡大戦略を進めている。昨年秋に進出したトルコでは今年末までに店舗数を現在の230カ所から300カ所以上に拡大する計画。特にトラック用タイヤを強化する方針という。21日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。
\ユーロマスター独法人のマティアス・シューベルト社長が同紙に明らかにしたところによると、事業拡大の背景には、タイヤの高性能化が進んでいることがある。特にミシュランのような高級タイヤでは顧客への説明やテレマティクス対応の車載機器などに関する相談業務も重要になるため、店舗を増やす必要があるという。
\昨年はトルコだけでなくポルトガルにも進出した。フランチャイズによる事業拡大はこれまでに、ポーランドやイタリアで実施している。シューベルト社長によると、今後は東欧地域での事業拡大も検討しているという。
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