チェコ自動車工業会(SAP)によると、同国の2012年の乗用車および小型商用車(LCV)の生産は前年比1.73%減の117万4,267台に減少した。前年を下回ったものの、同国では2番目に高い生産台数だった。
\ \メーカー別では、シュコダが2.5%減の65万6,306台に減少した。新モデルの生産開始に向けた調整のため、生産ラインを停止したことが減少の一因であるという。
\トヨタ自動車と仏PSAプジョー・シトロエンの合弁会社トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル・チェコ(TPCA)は20.6%減の21万4,915台と大幅に減少した。同工場で生産する小型シティーカーの市場競争が激化していることが需要後退の背景にあるとの見方もある。現代自動車は20.7%増の30万3,035台と大幅に増えた。
\ \トラックの2012年の生産は11.67%増の1,454台。バスは9.69%減の3,217台だった。オートバイは100.78%増の2,319台と大幅に増えた。
\乗用車・小型商用車(LCV)、トラック、バス、オートバイを合わせた2012年の生産台数は前年比1.64%減の118万1,257台となっている。
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