英国政府は19日、電気自動車の充電設備の普及促進に向けて3,700万ポンドを助成すると発表した。内訳は、個人向けが1,350万ポンド、自治体向けが1,100万ポンド、鉄道の駅用が900万ポンド、政府・公共機関向けが300万ポンドとなっている。
\具体的には、電気自動車の所有者が自宅に充電設備を導入する際に費用の75%(上限1,000ポンド)を支援。また、電気自動車を持っていてもガレージがないドライバーを支援するため、自治体が一般道路や幹線道路沿いに整備する充電設備に対して導入費用の最大75%を支援する。
\今回の助成金は、超低エミッション車の普及を促進するための4億ポンドの政府支援の一環として位置付けられる。同予算からはすでに低エミション車の購入支援制度「プラグドイン・カー・グラント(Plug-In Car Grant)」、充電インフラ整備プログラム「プラグドイン・プレイシズ(Plugged-In Places)」に資金を供与している。
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