スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは13日、傘下のボルボ・グループ・ベンチャーキャピタルを通して米国の安全運転支援技術大手DriveCamに戦略的投資を実施し、少数株主になると発表した。両社は商用車の安全性を向上させるソリューションの開発で協力する。
\DriveCamは米カリフォルニア州サンディエゴに本社を構え、交通事故の回避と燃費向上を支援する運転技術のためのソリューションを開発している。ボルボ・グループ・ベンチャーキャピタルのカールソン社長は、「ボルボ・グループとDriveCamは全世界で交通事故を減らすというビジョンを共有している」と指摘。「世界をリードするトラックメーカーであるボルボ・グループは、交通事故を減少させるうえで人的要因に着目しており、DriveCamはこの分野で明らかにトップ企業だ。今回の戦略的投資は、我々の共同開発の努力から生じるメリットを商用車業界が享受することを可能にするとともに、持続可能な運輸ソリューションで世界をリードする存在になるというボルボ・グループの目標達成を後押しする」と語った。
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