欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2013/2/22

企業情報 - 自動車メーカー

トヨタ、ウラジオストクで「プラド」の量産開始

この記事の要約

トヨタ自動車は18日、ウラジオストクにあるソレルス・ブッサンの工場でスポーツ型多目的車(SUV)「プラド」の量産体制に入ったと発表した。生産規模は当初、月1,000台の予定。製品は主にシベリア鉄道を経由し、トヨタの販売網 […]

トヨタ自動車は18日、ウラジオストクにあるソレルス・ブッサンの工場でスポーツ型多目的車(SUV)「プラド」の量産体制に入ったと発表した。生産規模は当初、月1,000台の予定。製品は主にシベリア鉄道を経由し、トヨタの販売網を通じて販売する。

\

ソレルス・ブッサンは2010年、トヨタブランド車の合弁生産を目的に、ロシア自動車メーカーのソレルスと三井物産が折半出資で設立した。トヨタから部品供給・技術支援を受けている。

\

ソレルス・ブッサン工場は先月25日に開所し、試験生産を実施していた。年間2万5,000台を生産する能力がある。

\

ロシアは昨年の自動車販売台数が前年比11%増の293万5,111台に拡大。308万2,504台のドイツに次いで欧州2位の市場規模を誇る。

\

\

■ カザフでもノックダウン生産

\

\

新興諸国での事業を強化しているトヨタだが、12日にはカザフスタン政府とSUV「フォーチュナー」の現地生産に向けて覚書を締結した。北部コスタナイ市にあるサリアルカ・アフトプロムの工場で来年春頃から生産を開始する計画だ。

\
一般・技術・その他 (旧)
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |