スイスのジュネーブモーターショーで5日、独自動車部品大手ZFフリードリヒスハーフェンが開発した乗用車向け9速自動変速機(9HP)を採用したランド・ローバーのフロント横置きエンジン搭載モデルが発表された。
\ZFの9HPは、従来の6速変速機に比べ長さは僅か6mm長くなるにとどまり、重量は7.5kg軽くなっている。また、従来の6速変速機では連続して順番にシフト変更していたが、9HPではスキップシフト機能が付いており、シフトを下げる際やブレーキを強く踏み込んだ際に、シフト順番を飛ばして変速することができる。
\9HPはモジュラーコンセプトを採用しており、ハイブリッド車や四輪駆動車にも低コストで対応できる。また、オイルポンプを追加せずにスタートストップ機能を標準装備することもできるという。
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