スイスでこのほどジュネーブモーターショーが開幕した(一般公開:3月7~17日)。第83回目となる今回は、130以上の世界・欧州初公開が予定されている。環境技術に重点を置いたモデルのほか、高出力モデルの出展も増えている。出展企業数は約260社で、来場者数で約70万人が見込まれている。
\今回は約900の出展モデルのうち約10%が環境技術に重点を置いている。フォルクスワーゲン(VW)の1リットルカー「XL1」やアウディのプラグインハイブリッド車「A3 eトロン」などが出展される。
\一方、フェラーリのハイブリッド車「ラ・フェラーリ」は出力800PS(約588kW)の12気筒エンジンと出力163PS/120kWの電気モーターを搭載し、ハイブリッドシステム全体の最大出力は963PS(約708kW)に達する。ロールス・ロイスは出力が600PSを超える12気筒エンジンを搭載した新型クーペ「レイス」を出展している。このほか、独高級車大手のアウディは同社のSUVとして初のレーススポーツ仕様モデルとなる「RSQ3」を展示している。
\