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2013/3/15

総合 – 自動車産業ニュース

車用ガラスめぐるカルテルの制裁減額、日本板硝子子会社など対象に

この記事の要約

欧州連合(EU)の欧州委員会は6日、日本板硝子の英子会社ピルキントンと欧州ガラス大手の仏サンゴバンに自動車用ガラスのカルテルで科した制裁金を引き下げると発表した。制裁金の算定に誤りがあったためで、ピルキントンは3.5%、 […]

欧州連合(EU)の欧州委員会は6日、日本板硝子の英子会社ピルキントンと欧州ガラス大手の仏サンゴバンに自動車用ガラスのカルテルで科した制裁金を引き下げると発表した。制裁金の算定に誤りがあったためで、ピルキントンは3.5%、サンゴバンは1.8%の減額となる。

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欧州委は2008年、ピルキントン、サンゴバン、旭硝子、ベルギーのソリベールが1998年から03年にかけて、自動車用ガラスの欧州での販売で価格や各社の市場シェアを取り決めるなどカルテルを結んでいたとして、総額13億8,389万ユーロの制裁金支払いを命じた。EUによるカルテル制裁としては、当時の史上最高額だった。

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EUはカルテルの制裁金を対象企業の売上高を基準に算定している。欧州委によると、2社の制裁金減額は、ベースとなる売上高に算入するべきではないものが含まれていたことが理由。制裁金はピルキントンが3億7,000万ユーロから3億5,700万ユーロ、サンゴバンが8億9,600万ユーロから8億8,000万ユーロに引き下げられる。

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