独立系タイヤ販売会社のポイントS(オーバーラムシュタット)は、独自の自動車ガラス修理サービスを開始する。仏自動車ガラス大手のサンゴバン・セキュリットとの提携で実現したもので、必要なガラスをジャストインタイム方式で供給してもらうことで、倉庫設置や在庫管理の手間もなくサービスを提供できるとしている。独業界紙『アウトモビールボッヘ』が14日付で報じた。
\自動車ガラスサービスは収益性が高く、国内最大手のカーグラスのほか、大手の自動車サービス会社が相次いで参入している。独自動車販売中央連盟(ZDK)も09年、「オートガラス・プラス」のブランドでサービスを開始するなど、パイの奪い合いが激しくなっている。
\ポイントSは08年、エスターマンと提携して自動車ガラス修理サービスを開始したが、このときはエスターマンのサービスを提供するにとどまっていた。今回は独自のサービスを提供することで、事業の柔軟性が増すほか、収益性が高まるメリットがある。
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