独産業用ロボット大手のクーカ(KUKA)は15日、米自動車部品メーカーのユーティカ・カンパニーズ(ミシガン州シェルビータウンシップ)からプラント事業を買収することで合意したと発表した。同社の技術やノウハウを取り込むことで、北米米市場における競争力と地位の強化を狙う。
\買収価格は2,000万~3,000万ユーロ前後とみられるが、詳細は明らかにしていない。クーカは今回の買収によって、北米市場で自動車業界向けシステムサプライヤーとして最大手に浮上するという。
\クーカは進出するそれぞれの地域でトップあるいは2位のシェアを獲得する戦略を掲げており、今回の買収もその戦略の一環として実施した。
\ユーティカは主に自動車のボティフレーミングやサブアセンブリー向けの製造ラインを開発・施工している。また、高い精度が求められるレーザー溶接機やリベット溶接機なども製造している。
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