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2013/4/19

一般・技術・その他 (旧)

KIT、ガソリンエンジンの自然発火の原因を調査

この記事の要約

カールスルーエ工科大学(KIT)は内燃機関研究協会(FVV)の委託を受けて、ガソリンエンジンで自然発火する原因について調査した。点火プラグで点火する前に自然発火してしまう異常燃焼を回避できれば、ガソリンエンジンの効率が大 […]

カールスルーエ工科大学(KIT)は内燃機関研究協会(FVV)の委託を受けて、ガソリンエンジンで自然発火する原因について調査した。点火プラグで点火する前に自然発火してしまう異常燃焼を回避できれば、ガソリンエンジンの効率が大幅に向上すると見込んでいる。

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KITによると、噴射された燃料がシリンダーの壁に接触したり、その後にできる油膜が異常燃焼の原因になるという。

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改善策として、噴射ノズルの穴を1つから6つに増やしたところ、燃料が均一に分散され、シリンダーの壁との接触が少なくなった。燃料を一度に噴射するのではなく、何度かに分けて噴射しても同様の結果が得られた。

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燃料やエンジンオイルの性質も異状燃料が起こる頻度に関係していることが分かったとしている。

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