オーストリアのグラーツ工科大学は12日、リチウムイオン電池の性能向上に取り組む新たな研究室「クリスチャン・ドップラー研究室」を開設した。
\基礎研究と企業との連携を強化するため、研究には同国エンジニアリング会社のエイヴィエルリスト(AVL List)と独半導体大手インフィニオン・テクノロジーズのオーストリア法人も参加している。
\研究チームは、充電・放電の電気化学的なプロセスを分析し、電池寿命の延長や安全性の向上に取り組む。また、新素材を使用した電池を開発するなど小型化にも重点を置いているという。
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