独フォルクスワーゲンのチェコ子会社シュコダ自動車はチェコのフルラビ工場で変速機の増産に向けた準備を進めている。独ニュースポータル『Nov-ost.info』によると、7段式自動変速機「DQ200」の生産能力を現在の1日当たり700基から1,500基に引き上げる計画という。
\『Nov-ost.info』によると、フルラビ工場では現在、2~3交代制で「DQ200」を1日当たり700基生産しており、6月には1,000基/日に達する予定。さらに生産規模を引き上げるため、生産設備の増強や従業員の訓練を実施しており、生産能力が1,500基/日に達すると、従業員数は約1,000人になる見通しという。
\同工場で生産した変速機は、シュコダのほか、VWのグループブランドにも供給している。「DQ200」はVWのドイツのカッセル工場と中国の大連工場でも生産している。
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