独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車メーカー、アウディは5月から、無線個体識別技術(RFID)を活用して駐車料金を自動決済するシステムの実用試験を実施する。本社のあるインゴルシュタットで実施し、最大1万3,000台が参加する予定。
\フロントガラスのバックミラーの裏側に無線トランスポンダー(応答装置)を設置し、駐車場の出入り口にある遮断バーに組み込まれた読み取り機が車両を認識しバーを上げる仕組み。利用者は同サービスのオンラインポータルで登録手続きを済ませると無線決済サービスを利用できるようになる。
\同プロジェクトには、インゴルシュタット市経済・雇用促進協会(IFGインゴルシュタット)が協力している。IFGはインゴルシュタット市に駐車場(地下駐車場も含む)を9カ所運営しており(駐車スペース:計6,200台)、21の車両出入り口を持っている。駐車料金の明細書は月1回発行し、銀行口座から自動引き落としするシステム。
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