スウェーデンの自動車部品大手ハルデックスは5月21日、200人の人員削減などを柱とするリストラ策を発表した。
\2億5,000万クローナを投じて実施するリストラ策は主要なプロセスと機能の再編、販売費および一般管理費の最適化、欧州の生産拠点の再編や生産合理化などを目的としており、年間1億クローナのコスト削減効果が見込まれる。また、生産拠点再編と生産合理化により9,800万クローナの資産評価損を計上する。
\アニヴィク会長兼最高経営責任者(CEO)は、「新しい体制は複雑さを減らしバリューチェーン全体を通してプロセスを最適化することによってビジネスと管理のプロセスの合理化を進めることを可能にした。今後もビジネスの改革を進めて効率を向上させ、製品合理化プログラムに取り組んでいく」と語った。
\ハルデックスはスウェーデン南部ランズクルーナに本社を構え、主に大型商用車向けブレーキシステムの開発・生産を行なっている。従業員数は2,200人で、2012年の売上高は39億クローナだった。
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