メディア調査会社のニールセン・メディア・リサーチが実施した調査によると、自動車業界が2013年1-3月期にドイツ市場に投入した広告費(新聞・雑誌・テレビ・ラジオのいわゆるマス4媒体と屋外広告、映画館広告、オンライン広告)は5億2,440万ユーロとなり、前年同期から3.1%縮小した。メーカー別ではフォルクスワーゲン(VW)が引き続きトップを独走。モデル別ではフォード「フィエスタ」の広告費が最も多かった。
\メーカー別の広告費はVWが5,630万ユーロで最も多かった。2位はダイムラー(4,230万ユーロ)、3位はフォード(4,160万ユーロ)だった。広告費が最も伸びたのはセアトで、前年同期の2.26倍に拡大した。
\媒体別では、テレビ広告が1億8,760万ユーロ(5.9%増)、インターネットが6,490万ユーロ(3.9%増)と成長を確保したものの、他のメディアは軒並み低調だった。新聞、専門誌、ラジオはそれぞれ15.3%、15.3%、6.8%減少した。
\ニールセンは独業界紙『アウトモビールボッヘ』の委託を受けて、二輪車、キャンピングカー、自動車、タイヤ・付属品など自動車業界の広告投資を定期的に調査している。
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