仏PSAプジョー・シトロエンは5月29日、新たな社会契約の締結に向けた労働組合との協議を開始した。
\バラン会長は初会合で、新社会契約の目的として、◇従業員とその代表をグループの戦略的ビジョンおよび将来のプロジェクトにより積極的に参画させる◇グループの業績を改善しフランス国内の強固な基盤を維持するための方策を共同で見出す◇グループのプロジェクトと改革プログラムに備え社会的対話を刷新・強化すると同時に雇用とスキルの確保を目指す――の3点を挙げた。
\協議は10月まで行われる予定。ドルジェ上級副社長は、「協議終了時には、新たな社会契約に関する幅広いコンセンサスを得ることができると期待している」と語った。
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