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2013/6/7

企業情報 - 自動車メーカー

シュコダ、クバシニ工場で新型「スペルブ」の生産開始

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は5月30日、チェコのクバシニ工場でフルモデルチェンジした新型「スペルブ」のセダンおよびステーションワゴンの生産を開始した。\ スペルブはシュコダの旗艦モデル […]

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は5月30日、チェコのクバシニ工場でフルモデルチェンジした新型「スペルブ」のセダンおよびステーションワゴンの生産を開始した。

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スペルブはシュコダの旗艦モデルである中型乗用車。クバシニ工場では新型車の生産に向け、組み立てラインや車体製造工程に新たな設備や工具などを導入して近代化し、物流システムも改善。車軸はジャストインシークエンス方式(自動車メーカーの生産ラインに同期させて部品を搬送するシステム)で供給を受けるようにした。

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クバシニ工場の従業員数は現在約4,500人で、スペルブのほか、コンパクトMPV(多目的車)「ルームスター」、小型SUV(スポーツ多目的車)「イエティ」を生産している。2012年は15万3,700台を生産した。

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クバシニ工場では拡張工事が続いており、今年1月にはチェコのフルラビ工場からルームスターの生産が移管された。これに合わせて、新たな物流棟を建設し、新たな組み立てラインを導入した、また、車軸の組み立てもクバシニ工場で開始した。さらに車体製造の生産棟を新たに建設する計画もあるという。

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