独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は5月31日、米国法人フォルクスワーゲン・オブ・アメリカと米有名大学スタンフォード大学が研究分野の提携を強化すると発表した。VWは共同研究プロジェクトや人材育成プログラムに170万米ドルを投資する。特に、ヴァーチャル・インテリジェンス、材料研究、データセキュリティ、車両力学に重点を置く方針を示している。
\VWはこのほか、マルティン・ヴィンターコルン社長がスタンフォード大学のエンジニアリング分野における諮問委員に就任すると発表した。同大学が直面する戦略的な課題について世界的な大手企業の立場から方向性を示唆する役割を担う。
\VWは2009年からスタンフォード大学内に設立された「VWオートモーティブイノベーションラボ」(VAIL)を通して同大学と協力関係にある。
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