ロシアの欧州ビジネス協会（AEB）が10日発表した2013年5月の国内新車販売台数（乗用車・小型商用車）は22万9,670台となり、前年同月に比べ12％減少した。1～5月の累計は前年同期比4％減の109万1,968台だった。
\AEB自動車製造業者委員会（AMC）のシュライバー会長は、前年同月を下回ったのは3カ月連続で、減少幅は拡大している、と指摘。今後の動向については、政府の景気・消費刺激策に依る、との見解を示した。AMCは販売減少の傾向が強まったことを受け、2013年の通期予想を2012年比で5％（15万台）減の280万台に下方修正した。
\5月の新車販売をメーカー・ブランド別に見ると、首位の国内自動車最大手アフトワズのラーダは18％減の3万8,025台と大きく落ち込んだ。2位のルノーは前年並みの1万8,576台を確保した。3位の起亜は1万7,302台で1％の微増だった。
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