英自動車工業会（SMMT）が主催する国際会議「国際自動車サミット」が13日、ロンドン東部のカナリーワーフで開かれた。参加者は250人にのぼり、パネリストが英国の自動車業界の課題などについて討議した。
\基調講演を行ったフォード・ヨーロッパのホーア執行役員（パワートレインエンジニアリング担当）は、英国の労働者は世界的に見て非常に優秀であると称賛する一方で、現在と将来のスキルギャップに対処するためにはよりいっそうの取り組みが必要であり、自動車業界全体で必要とされている重要なスキルを育てるためには、結束した育成戦略が欠かせないと強調した。また、ベントレー・モーターズの製造・労働関係担当責任者を務めるウィリアム氏は、英国の自動車産業が特にスキルの獲得に注力すべき分野として、エレクトロニクス、ソフトウエア開発、コンセプトデザイン、騒音低減などを挙げた。
\国際自動車サミットは有力業界誌『Autocar』と『WhatCar?』の後援を受けSMMTが開催しており、今年で5回目となる。
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