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2013/7/5

企業情報 - 自動車メーカー

トヨタ、トルコ工場で新型「カローラ」の生産開始

この記事の要約

トヨタ自動車のトルコの現地法人トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ターキー(TMMT)は7月1日、11世代目となる新型「カローラ・セダン」のラインオフ式を実施した。同モデルは欧州諸国やロシア、北アフリカ、中東、中央 […]

トヨタ自動車のトルコの現地法人トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ターキー(TMMT)は7月1日、11世代目となる新型「カローラ・セダン」のラインオフ式を実施した。同モデルは欧州諸国やロシア、北アフリカ、中東、中央アジアに輸出する。

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TMMTはトルコ北西部のサカリヤ工場で新型カローラのほか、「バーソ」を生産している。

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バーソも合わせるとTMMTの輸出先は50以上の国・地域になるという。同工場では2014年にも生産能力(年約15万台)の上限に達する見通しという。

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新型カローラの生産に向け、TMMTは約1億5,000万ユーロを投資し、期間従業員を約900人増員した。これにより、TMMTの従業員数は約3,300人に拡大した。TMMTは1990年7月の設立で、トヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)が90%、三井物産が10%を出資している。

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TMMTでは1994~2006年まで、7、8、9世代目のカローラを生産してきた。トヨタは欧州の主要市場では2007年に「カローラ」に替わり「オーリス」を市場投入。TMMTでは2012年までオーリスを生産していたが、2012年末に同モデルの生産を英国のバーナストン工場に全面移管した。新型カローラはドイツ市場では2014年初めに販売を開始する予定。

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