蘭工科大学、4人乗りソーラーカーを開発

オランダのアイントホーフェン工科大学の研究チームはこのほど、ルーフの太陽光発電パネルによる電力を動力源とする電気自動車を開発した。4人乗りのファミリーカーで、トランクルームも確保している。航続距離は600キロメートル。同モデルは走行に必要とする以上の電力を発電することができ、余剰電力は電力網に送り込むことができる。また、エネルギー効率の良い走行をするため、ハンドルが膨張または縮小し、ドライバーに速度調整を促す仕組みが取り入れられている。同モデルは10月にオーストラリアで開催されるソーラーカーレース「 ワールド・ソーラー・チャレンジ」のクルーザークラスに参加する。